すまいるの”メインは前菜ほどに”

シアトル生活16年目、長年独身保った関西女と同居人がとうとうゴールイン。前菜からメインに・・。

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保証ってこれが? 

おととい、突然電子レンジが機能しなくなった。 

なんにも特に荒っぽい使いかたをしていたわけでもなく(むしろこまめにきれいに掃除していた)、変なものをチンしていたわけでもない。 ちゃんと回るし、ブーンと音はしてランプもついているのに、何分回しても食べ物があったまらないのだ。

ここで、

人からお古を$20で買ったとは言え、せいぜい4年くらいしか経ってないのに、なんと壊れるのが早いのか・・・・、やっぱアメリカ製だな。

すぐこういう結論に達してしまうのは、電化製品大国日本に慣れているからだろう。 アメリカ製品=すぐ壊れるとつい考えてしまう。

アメリカでは、経済効果のために、車にしてもある程度の使用年数で壊れるように作っていると言われる。 そうしたほうが、消費者には眉をひそめられる理由を作っても、修理に出すことによって、また新しい車を消費者に買わせて、お金を回しているということだ。 

これって、すごいアメリカらしいというか、日本とは違う考え方だな・・とある意味感心してしまった。 車でこんなのだから、電子レンジのような小型家電など、簡単に壊れてももうなんの不思議もない。

でも、実際最近では、アメリカの消費者もこの供給者(メーカーなど)の考え方にはうんざりしてきてるのか、アメリカ市場でも壊れにくくて性能のいい日本車がダントツトップの売れ行きだし、電化製品にしても日本製のほうが信用がある。 昔、東芝のカセットレコーダーがTVで叩き壊されて、日本からの輸入電化製品がバッシングされたのがなつかしい。


そんな持ちが悪いアメリカの商品なのに、商品の保証内容というのがこれまた非常にお粗末。 小型電化製品に限らず、大型でも保証期限が60~90日で、その保証期限に故障したら、メーカーに消費者が故障商品を消費者持ちで送らないとメーカーが対処してくれないことがある。 しかも返送代の$10の小切手を同封しないといけなかったりする。

あっしのポータブルTVだって、トースターだって、同居人のホームシアターセットだって、時計だって、1年もしないうちに壊れて、いくらその商品にしたら安いほうでもそれなりのお金を出したから、捨てるなんてもったいないから修理代のほうが安いかな・・? という考えは実はお高くつくのだ。 メーカーの保証はあってないようなもん。 誰もメーカーに送ったりしない。 新しく買ったほうが安いのだ。 

ポータブルTVなんて$99だったから、日本のようにメーカー保証で修理したら・・と思ったがメーカーに送料かけて送らないといけないし、修理に何週間もかかる。 時間とお金の無駄。 で、イエローページの電話帳で電化製品の修理屋なら?とに電話かけて聞いてみたら、どこも口をそろえて、

「ん~、$99くらいのTVを修理なら、新しいのを買ったほうがいいねぇ、修理に$100くらいかかっちゃうよ。」

が、がぁ~ん・・・ (字がでかすぎ)


日本でそこそこの値段で買ったソニーのステレオの調子が悪くなったとき、ソニーの特約販売店がマニュアルに載っており、そこへ連絡して修理を頼んだときには、近所のソニー商品を扱う電気屋が連絡くれて、あっしがまだ学生で車がないから・・となんと、出張して修理してくれたし、また保証期限内だから修理代も出張代もタダだった。 さすが・・天下のソニーと思ったもんだ。

アメリカに来て、どんなに高いもの買っても電化製品は買いっぱなし。 メーカーが各州や各都市に特約店を持っていても保証(ワランティ)制度を徹底なんぞしていない。 販売店は販売してるだけ、その店には30日という保証期限があり、その期限内に何かあれば、商品を全部交換してもらうくらい。 

せめてアメリカの店ができる最大の保証はその交換条件の譲歩じゃないかな。 期限内なら、よく店でうたってる。

We exchange without questions!(理由を聞かずに交換します!)

これは、アメリカはすごいと思う。 ほんと、たまに電化製品じゃなくて服なら、店によって無条件に交換、返品する。 高級デパートで10年履いたジーンズを体に合わないからと、返品してきた人がいて、そうですか、と店員は返金した・・・という話しを聞いたことがある。 


こんな、返品条件はよくても保証制度がお粗末なアメリカだが、さすがブランドの保証はたいしたものだ。 ハワイで買ったとあるブランドのお財布が10ヶ月ほどで、内側布地が破けてしまった。 保証書にはやぱり、東海岸のほうに送料かけて送ったら、修理してやるよと書いてある。 せっかくのブランド物でそこそこ払ったのにこれではお粗末、と送料のほうが安いと計算し、手紙をそえて送った。 返送料は幸いいらないらしい。 

そして、数週間して小包がとどいた。 あっしが修理を頼んだ財布じゃないものが入っていた。 手紙には、

「修理をしようとしましたが、もう古いデザインでしたので、材料がなく、代わりにそのお財布より高めのものを同封させていただきましたので、お使いいただければと思います。」

え?

確かにこのブランドの財布の一番高いデザインだったと思う。でも、それだけにえらくでかい財布だったのだ。 あっしは二つ折りの小さなのが好きで、それを修理に出したので、同封されていた手紙にあった電話番号にかけてみた。

あ、あの。せっかく高いものを送っていただいたんですが、大きすぎて・・・。そんな高くなくていいですから、小さいのをいただけません?

というあっしの電話に、カスタマーサービスの係りが、

「お近くにうちの販売店がありますか? でしたら、その店に手紙と商品を持っていっていただいて、お好きなものと交換ください。」

えっ、ほんと?

あっしは、ダウンタウンにあるこのブランドの支店に行って、店員に事情を話し、送ってもらったでかい財布を返品して、自分の気に入った財布をもらうことができた。しかも、送ってもらったのは、$210ほどのものだったんで、代わりにもらった$190ほどの財布の差額が税金のあと$10ほどがまだ使えるというので、キーホルダーを購入した。


アメリカで保証制度がしっかりしているのはブランドもんだけだったのかなぁと思うこれらの経験だが、やっぱりお金を出させるだけはある。 昔から、あっしは安もん買いの銭失いをやってしまう奴なのだが、物が壊れるときはつくづくそれなりのお金を出していいものを買わねばね・・・。


そうそう、その壊れた電子レンジ。 不思議なことに一日ほおっておいたて、次の日悔しいのでテストしたら、直ってました。 普通に今日も使ってます。 なんでおととい使えなかったのかは、わかりませんです。

テーマ: アメリカ生活

ジャンル: 海外情報

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この記事に対するコメント

そのブランドの保証制度ってすごいですね。
近くの販売店にまでそのような状況の対応が徹底されているとは.....
やはりブランド物はそう言うところまでしっかりしてるんですね。
感心しました。

URL | 香港太郎 #-

2006/03/04 20:04 * 編集 *

香港太郎さん

やっぱり、高いものを買わされるだけあります。 唯一感心した出来事でした。 ブランド嗜好ではありませんが(財布だけはいいもの買うんですね)、ブランドを好む人には、やっぱり高い金を出すだけの質とサービスはある・・と言っていたのを聞いた事があります。

URL | すまいる #-

2006/03/04 21:51 * 編集 *

徹底したブランドの保証、すごいです。やっぱりアメリカは、いいサービスの価値がわかって、そういうことにお金を出す人がいるんですね。オーストラリアでは、そもそもオーストラリアの高いブランドが無いし、みんなそういうサービスの存在も知りません。もしあっても、サービスのためにお金を余分に出すとは思えません。

URL | 脳天気 #-

2006/03/04 23:07 * 編集 *

日本製品だって

すまいるさん、最近は日本製品だって壊れるのがもの凄く早いです。とくにPC! 保証期限を過ぎるとすぐ壊れるS〇〇Yなんて、うまくできてます。保障期間ではなく賞味期限ですから・・・・・・。

URL | Kiasu #-

2006/03/05 07:26 * 編集 *

Kiasuさん

賞味期限ですかー。うまいこといいますね、座布団一枚!(もうこれも死語かな) 経済が崩壊してから、日本もアメリカのあとをたどってますな。。。

URL | すまいる #-

2006/03/05 19:41 * 編集 *

脳天気さん

い、いかん、順番が来るってもた。 

オーストラリアにはこれっていう高いブランドがないですか・・。お金持ちはじゃあ、海外に行って買うんですかね。 アメリカ人も階級によって、考え方が違うようですが、上流階級のひとが、ブランドに手を出す理由は、いいサービスと質をオファーされるから・・かどうかは疑問です。

URL | すまいる #-

2006/03/05 19:45 * 編集 *

こんにちは

ランキングサイト見てたら記事が出ていたので、見にきました。

URL | 餃子大好き #-

2006/03/06 01:41 * 編集 *

餃子大好きさん

こんにちわ。え?ランキングでてました?(←ぜんぜんチェックしてない) おおー、ロックのほうかぁ、でもこちらのブログであんまりロックの話してないので、よろしければもうひとつのブログのほうへ・・・(と誘う)リンクに貼っております、「慰中黒物申す!」でございます。

URL | すまいる #-

2006/03/06 13:02 * 編集 *

1年

バリ島では、日本メーカー(今じゃだいたいアジア産ですよね)でも簡単に壊れます。そして保証期間は(品にもよりますが)だいたい1年ですね。そういう意味では、アメリカと似てる状況かもしれません。バリ島でも高級品はちゃんと対応してくれるかもしれません(経験ないから実際のところ分かりません)。

URL | RYO #-

2006/03/07 01:23 * 編集 *

RYOさん

むむっ、最近は日本製もだめですか・・。日本にある日本製品はどうなんだろう。 私もいうほどブランド買わないので、ほかのところは経験がないのですが、昔の上司が「やっぱり、高いだけあるよ、ヴィトン」とか言ってましたから、その辺サービスいいんでしょうね、きっと。

URL | すまいる #-

2006/03/07 11:52 * 編集 *

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