2006.11.10 Fri
許されるアピール
アメリカでの11月上旬の大イベントというと、選挙。 (ってほどでもないか。)
各州代表の国会議員が選出されるのだが、大体一ヶ月くらい前になったら、TVではバンバン立候補者の売りコマーシャルがオンエアされる。
アメリカじゃ、そうTVコマーシャルや各コミュニティー会場、ショッピングエリアなど、少し人が集まるところで多少街頭演説があるが、ショッピングエリアや行きかう人が多すぎるところ、周りにビジネスビル、住居が多すぎるところではマイクなど使ってがんがん演説しない。 演説会場と設定された建物内か、広い屋外くらい。
日本と違うやんね?
日本じゃ、朝から住宅地やビジネスビルが集まるところに、うるさいくらい宣伝カーが走りまくり、住民やビジネスマンがうっとおしがっているのも知ってか知らんで。 立候補者の顔写真付きの名前ポスターが合板に貼られて各地区へ貼られていても、一体だれがみてるんだか。
TVコマーシャルという手が使えるのも、アメリカの報道機関の提携ネットワークのおかげかもしれない。 各都市にローカルテレビ局があり、ニュース(交通情報や天気予報、ローカル事件、イベントなど)はそのローカル局が報道する。 そして、全国ネットのTV局(三大ネットはABC,NBC,そしてCBS)が全国の大きなイベント、事件を報道している。
何局かあるローカルテレビ局がどれかの三大ネットと提携組んでいる。報道した画像やリポートがローカル局は使わせてもらえる。 また、各全国ネット局が放映するTVドラマなどもその提携しているローカルTV局が受信して放映する。
各都市のローカルテレビが中心になって電波を送っているので、ローカルテレビ局の力も大切。そのローカルTV局があるから、各州の国会議員の立候補者のコマーシャルも流せるというもの。
日本でTVで、すごーくローカルなコマーシャルと言うのは、全国ネット局ではあまり見ないような気がする。 提携の仕方が違うのかもしれない。 でも大阪地区では、テレビ○日という局があったが、それはおそらく東北では別の局だろうし、九州では別の局だっただろう。
だったら、ローカル選挙のコマーシャルもできたんじゃないかと思うが、どうして街頭演説やうっさい宣伝カーしかやらないのだろう。
子ども心に選挙が近づくとユウツになったもんだ。 ああ、またうるさいのが来た・・と。 ひょっとして、これがあっしの日本の政治への関心離れの始まりでないか?(言い訳)
アメリカの選挙の宣伝がほとんどTVコマーシャルや建物の中の演説なのはうれしいが、コマーシャルの内容が日本のそれより、かなりいやらしいくらい対戦?する党の立候補者をバッシングするものがあり、見ている住民はうんざりする。
ネガティブ・アド=Negative Advertisement(後向き広告)と言われるが、これは実はアメリカのコマーシャルでは結構よくやられること。 選挙の立候補者だけに限らず、一般企業のメーカーが競合相手のメーカーの商品をけちょんけちょんにけなすコマーシャルなんてしょっちゅう。
日本でも多少相手の立候補者を非難することはあるかもしれないが、こっちはもろ、民主党と共和党の立候補者が、公開ディベートでも戦う?ので、おもむろに敵対意識がでてしまうのかもしれない。(あ、そういえば、グリーン党っていうマイナーな党もあったけな。影うすいから)
あれってモラルとかだけの問題なのだろうか? こちらの学校で、マーケティングの授業を取ったとき、アメリカではそういうネガティブ広告は結構ありで、違法度は低いと習った(と思う。)。
地元アメリカ人住民が聞いていてもやはり、あまり気持ちのいいもんでないのだろう。 ローカルTVのリポーターが「ネガティブ・キャンペーンをしいてますが?」なんて質問されているくらいだから。
元マイクロソフト社管理職だった新しい女性候補者は民主党、対戦相手の同じ地区の共和党候補者は、元郡保安官チーフの男性候補者に、コミュニティ奉仕の経験がないとけなされている。 そんな共和党候補者、保安官チーフだっときに、かの連続殺人魔、ゲイリー・リッジウェイを捕まえて人であるのは有名な話。
そのときは良かったのにね、政治家というのはちょっと汚いことやらないといけないもんなんだ。 だから政治って嫌いなのかもしれない、あっし。
| アメリカってやつは・・・ | 05:55 | comments(7) | trackbacks(0) | TOP↑




